主要通貨の一部についてご紹介します。
米ドルの役割は大きく、国際間の貿易・資本取引などに広く使用されるなど、世界の基準・標準となっている基軸通貨です。
為替取引の90%以上に米ドルが関係しており、最も頻繁に世界で取引されている通貨です。
そのため、アメリカの経済指標や、企業業績や軍事のニュースなど、ドル関連の経済状況が為替マーケットを動かす要因となります。
9.11以降は各国中央銀行などでは、米国の金利低下と不確実性の増加を受けてドル保有を縮小しています。
また、ユーロの登場で米ドルの地位が脅かされて、中央銀行の多くは米ドルの保有を削減し、ユーロ保有の増大で準備通貨の分散化を進めています。
1999年に電子通貨としてユーロが発足しました。
現在ユーロ/米ドルは最も世界で動きの速い通貨ペアとなり、その値動きは欧州と米国の経済の健全性を示す尺度として用いられるようになりました。
ユーロ/米ドル、ユーロ/英ポンドはスプレッドが狭く秩序だった動きをするため、取引しやすい通貨ペアの一つです。
ユーロ圏において重要とされる国は、ドイツ、フランス、イタリア、スペインですが、ユーロは新しい通貨のため、他の通貨にはないリスクを認識しておく必要があります。
ヨーロッパの中央銀行は歴史が浅く、その実力については未知数といわれています。
英ポンドは戦前に基軸通貨でしたが、ユーロの登場により国際的な地位は低下していますが、世界における取引量は米ドル、ユーロ、日本円に次ぐ4番目の位置にあります。
ポンド/円の通貨ペアは動きが激しいので短期的な利益が期待できますが、その反面、損失が大きくなる可能性があります。
また、高金利の通貨の一つとしてキャリートレードに使用される傾向があります。
また、英ポンドは流動性の高い通貨であり、英ポンド/米ドルは外為市場の中で最も流動性の高い4つの通貨ペア(米ドル/ユーロ、英ポンド/米ドル、米ドル/日本円、米ドル/スイスフラン)の一つです。